ウルトラフロアケアとは?

革新を支えるウルトラフロアケアの5つのテクノロジー

「ウルトラフロアケア」は、カナダで生まれた革新的な業務用ワックス・洗剤シリーズです。
こちらでは、ウルトラフロアケア製品に使われている5つの最新テクノロジーについてご紹介します。

ウルトラフロアケアの特徴

  1. ワックス・洗浄剤・剥離剤とすべての製品に高い生分解性がある
  2. 現在お使いのマシンを使って作業ができる
  3. 特別な技術を必要としない
  4. ワックスが黄変しない
  5. 10年間以上も剥離する必要がない
  6. 抜群のレベリングで透明性の高いフィルムを形成する
  7. いつまでも柔軟性が持続するタフなフィルムを形成する
  8. 汚れを浮かせて取り除く電解技術でらくらく洗浄できる
  9. ワックスを溶かさずに汚れを除去できるのでビルドアップしない
  10. 他社のワックスでもドライバックなしで剥離できる
  11. 部分補修も簡単。一部だけ塗り替えても目立たない
  12. 世界トップレベルの安全性と環境性が証明されている

内部乾燥硬化テクノロジー

内側から乾燥させて内部に汚れを入れない

汚れたワックスがきれいにならない原因は、表面から乾燥するという従来のワックスの性質にあります。表面のフィルムが形成された(硬くなった)時点ではまだ内部に水分が残っており、表面のフィルムに空いた微細な空隙から汚れが入ることで、汚れがワックスと一緒に硬化してしまうのです。いわゆる、歩行導線のワックスの黒ずみです。内部でワックスの一部となって硬化してしまった汚れ(黒ずみ)は、剥離を行うしかありません。

内部乾燥効果テクノロジーは、従来とは逆に内部から乾燥させます。

そのため内部に汚れが入り込みにくく、汚れはワックス表面に留まりますので日常清掃時のモップがけや定期清掃時の洗浄で簡単に落とすことができるのです。また、従来のワックスよりも表面のフィルムにできる微細な空隙が少ないため、ポリマー間隔が詰まった強度が高いワックスになります。

従来ワックスの乾燥

ワックス内部が乾燥するまでに長時間を要するので、その間に汚れが入り込みワックスと同化して硬化。(獣道が出来たり、汚れやヒールマークの除去が困難)

ウルトラフロアケアワックスの乾燥

表面が乾いた時点で、ワックス内部まで乾燥しているので、汚れがワックス内部に入り込みづらく、汚れが表面に留まる(黒ずまない、汚れの除去が容易)

ポリマーテクノロジー

黄変を抑えて美観を維持。割れの心配もなし
ポリマーテクノロジーは、新たに塗布するワックス内の透明度の高い
ポリマー同士を強固に結びつける独自の技術です。
従来のワックスではスチレンやウレタンが含まれていますが、これが黄変の原因となっていました。
ウルトラフロアケアのワックスはスチレンやウレタンを含まないため、
変色・褪色することなく無色透明に近い状態を長期的に維持できます。
また、ウルトラフロアケアのワックスは従来のものと違い、いつまでも柔軟性が持続。
グニャグニャと曲げることができるほどで、割れを起こす心配もありません。

ポリマー内破テクノロジー

ドライバックを防いで剥離をきれいに楽に

剥離作業の中でもっとも厄介なのは、作業中に起こるドライバック(再硬化)。ベタベタドロドロの古いワックスは、パッドの目詰りや汚水回収の妨げとなります。ドライバックにより広範囲に一度に剥離剤を塗布することが出来ないため、効率的に作業することができません。

ドライバックは、分離したワックス内のポリマー同士が、水分の減少によって再び結びつくことで起こります。ポリマー内破テクノロジーは、ワックス内のポリマーそのものの構造を、内側から破壊してしまう技術です。ポリマーを破壊することで、何時間放置してもワックスが固まらなくなるので、剥離剤を1000㎡でも2000㎡でも一気に塗布することが可能。パッドの目詰りを防止し、時間が経ってもサラサラな汚水は飛躍的に作業効率をアップさせることができます。

従来の剥離作用との比較
従来の剥離剤の作用
「ストリッパー」の剥離作用

ワックスのポリマーに作用する「ポリマー内破テクノロジー」によりワックスを内部から完全に分解し、元に戻りません。

電解クリーニングテクノロジー

電解クリーニングテクノロジー

ワックスを溶かして汚れを落とすのが、従来の洗剤の特徴。しかしそれでは、新しく塗布したワックスが無駄になってしまいます。

ウルトラフロアケアの洗浄剤では、電解クリーニングテクノロジーを採用。「新たに塗布したワックスを溶かすことなく、いかに残しながら汚れだけを取り除けるか」にこだわっています。

安全な中和テクノロジー

床の強アルカリ性を安全かつ効果的に中和する

強アルカリ性の剥離剤を使用した直後は、床全体がアルカリ性になります。この状態で下地剤やワックスを塗布しても、床との接着不良、ワックスの軟化・乾燥不良、耐久性の低下、ヒールマーク(足跡)の付着などを招いてしまうため、剥離後は床のpHを中性に戻さなければなりません。

しかし、ポリッシャーで水洗いをしたくらいではpHを中性に戻せないのです。

そこで活躍するのが、安全な中和テクノロジーを用いた中和剤「ニュートライザー」。人体に影響のある強酸性物質を使うことなく、食用レベルの酸であるリンゴ酸やクエン酸が、独自の割合でブレンドされているニュートライザーを使用することで、安全かつ効果的にアルカリ性を中和できます。

ウルトラフロアケアに込めた3つの思い

業界全体を進化させる

テクノロジーの進化によって世の中はどんどん変わっているにもかかわらず、ビルメンテナンス技術はほとんど何も変わっていません。
日本で業務用樹脂ワックスが普及したのが1960年代のこと。その当時から、50年近くフロアメンテナンスのやり方は大きく進化していないのです。作業のたびに汚れを閉じこめてしまうやり方が常識化。それにより、定期清掃の頻度が多い場所ほど黒ずみやビルドアップがひどくなってしまっているのが現状です。

ウルトラフロアケアは、そんな業界に一石を投じる業務用ワックス・剥離剤です。革新的な5つの最新テクノロジーを採用し、清掃作業・フロアメンテナンス作業を科学的に考察。それにより、従来の常識を根本から覆す製品が誕生しました。ビルメンテナンス業界は、今、進化すべきとき――。ウルトラフロアケアがそれを推進します。

2つの「はくり」に別れを告げる

ビルメンテナンス業界は、2つの「はくり」に悩み続けてきました。ひとつが、美観を維持するために行われてきた業務用ワックスの「剥離作業」。もうひとつが、価格以外に他社と差別化するものがないため”とりあえず安く”という方向に流れがちになっている「薄利体質」です。この2つの「はくり」が業界の成長を妨げていたのです。

ウルトラフロアケアの最大の特長は、10年以上も剥離不要になること。コストもリソースもかかる剥離作業の負担を大幅に減らすことで、最終的に業界の薄利体質を改善していけると考えています。

「三方善し」を目指す

ビルメンテナンスのプロが果たすべき使命は、ワックスを塗り替える作業ではありません。フロアをきれいに維持することで、オーナー様や管理会社様、さらにはその先にいる利用者様や入居者様に喜んでいただくことです。

ウルトラフロアケアをお使いいただくことで利用者様や入居者様が満足し、それによって評判が上がればオーナー様・管理会社様が満足する。オーナー様や管理会社様から契約更新や新規契約があれば、ビルメンテナンス業者様も満足する。ウルトラフロアケアは、「三方善し」への貢献を目指しています。

ウルトラフロアケアと従来のワックスの違い

従来とはまったく違う!ウルトラフロアケアのフロア管理

当社で取り扱う「ウルトラフロアケア」は、さまざまな点でビルメンテナンス業界に一石を投じる革新的な業務用ワックスです。なぜそう言いきれるのか――。こちらでは、ウルトラフロアケアと従来の床ワックスのフロア管理の違いについてご説明します。

ウルトラフロアケア 従来のワックス
黄変のリスク ほとんどない 高い
黒ずみのリスク ほとんどない 高い
ビルドアップのリスク ほとんどない 高い
環境・人体のリスク 低い 高い
導入費 高い 安い
保守費 安い 高い
導入費+保守費 安い 高い
従来の床ワックスとの違い
スチレンやウレタンが含まれない

従来のワックスには、スチレンやウレタンといった物質が含まれています。このスチレンやウレタンが、黄変の原因です。ウルトラフロアケアでは、独自のポリマーテクノロジーによってワックスを硬化。スチレンやウレタンを使わないので、黄変のリスクがほとんどありません。

ワックスが黄変してしまうと、その上からいくらワックスを塗り重ねてもきれいには見えません。逆にワックスを重ねれば重ねるほど美観が損なわれてしまうのです。

内部から先に乾燥する

従来のワックスは表面から乾燥しはじめ、最初に表面のフィルムが形成されます。表面は乾いても、内部には数日間水分が残っているためワックス内部は非常に柔らかく、汚れが入り込みやすい状態です。表面のフィルムには小さな空隙があり、その小さな穴から汚れが入ることで汚れがワックスと一緒に硬化、人の歩行や使用頻度が激しい部分に黒ずみが発生します。

ウルトラフロアケアの床ワックスは、内部乾燥硬化テクノロジーによって内側から乾燥。表面が最後に乾燥するため、表面が乾燥した時点でワックス全体が硬化します。汚れが内部に入り込みワックスの一部となって硬化しないため、白パッドでの洗浄や日常清掃時のモップがけによって簡単にきれいにできます。

ウルトラフロアケアワックスの乾燥

表面が乾いた時点で、ワックス内部まで乾燥しているので、汚れがワックス内部に入り込みづらく、汚れが表面に留まる(黒ずまない、汚れの除去が容易)

従来ワックスの乾燥

ワックス内部が乾燥するまでに長時間を要するので、その間に汚れが入り込みワックスと同化して硬化。(獣道が出来たり、汚れやヒールマークの除去が困難)

メンテナンスでワックスをかけない

従来のフロアクリーニングでは、月1回(あるいは年に数回)の定期清掃時に表面洗浄後のワックス塗布が当たり前に行われています。しかし、そのやり方だとワックスの費用がかさむことはもちろん、ワックス内に汚れを閉じこめて黒ずみを招きやすくなるのです。また、やビルドアップ(皮膜の蓄積)のリスクも高まってしまいます。

ウルトラフロアケアなら、従来のドライメンテナンスのように、日常清掃による頻繁なバフ作業は必要ありません。定期清掃時に白パッド洗浄後に表面をバフがけしてワックス塗布と同等の光沢を復元します。これを何度か繰り返し、バフ作業だけでは光沢が戻りづらくなったときに、緑パッドで表面洗浄を行ってワックスを塗布すればいいのです。多目的洗浄剤「クリーナー&コンディショナー」を使って汚れを浮かせるので、メンテナンス時の従業員負担が軽減できます。

ウルトラフロアケアによるフロア管理
手順1
汚れたワックス

床の上に塗布したワックスに汚れや傷がつき、美観が損なわれてきます。

手順2
洗浄作業

ワックスを溶かさない洗剤「クリーナー&コンディショナー」とワックスを削らない「白パッド」もしくは「D-3000」パッドで汚れだけを取り除きます。
ワックスの内部乾燥硬化テクノロジーと、洗剤の電解クリーニングテクノロジーにより、柔らかい白パッドでも簡単に汚れを取り除く事が出来ます。

手順3
バフによる光沢復元作業

傷の入ったワックスをバフ掛けすることで、ワックスの再生作用によりワックスを塗布した時と同等の光沢を復元します。ワックスを塗布する回数が激減するため、黒ずみを発生させるリスクも激減します。
ワックスが厚くならないため、ビルドアップすることもありません。

汚れをとじこめてしまう従来のワックス管理方法
手順1
汚れたワックス

床の上に塗布したワックスに汚れや傷がつき、美観が損なわれてきます。

手順2
洗浄作業

ワックスを溶解する強いアルカリ洗浄剤研磨力の強いパッドで、汚れと古いワックスを同時に溶かして削り取ります。
※ワックスを溶解するためワックスが痛みます。また、洗浄による汚れの取り損ないが発生してしまいがちです。

手順2
ワックス塗布

取り損なった汚れの上にワックスを塗布してしまい、これが黒ずみの原因となりやすいのです。

環境や人体にやさしい

従来のワックスには、剥離しやすくするために重金属(亜鉛)が含まれています。亜鉛は環境への負担が非常に大きく、水棲生物に対する毒性も非常に高いため、ワックス剥離後の廃液は産業廃棄物として扱わなければならない場面もあります。

しかし、ウルトラフロアケアなら長期間剥離作業を必要としないため、環境への悪影響を最大限に少なくできます。

ウルトラフロアケアの特長を実感してみませんか?

「ウルトラフロアケアを使えば、10年以上剥離が不要」というのは、決してオーバートーク(誇張)ではありません。ウルトラフロアケア発祥の地カナダでは、20年、25年以上も剥離することなく、キレイなフロアが数多く存在します。

06-6335-4193
[受付]9:30~17:30 土日祝休

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作業の流れ

ULTRAFLOORCARE 作業の流れ

ウルトラフロアケアでは、従来の製品のように定期清掃の度に毎回ワックスを塗布するのではなく、初回の作業で基礎被膜を作成し、通常の定期清掃では柔らかいパッドで洗浄後バフを行い、ワックスを塗布したのと同じような光沢を復元する作業を基本とします。

ワックスを塗布するタイミングと場所は、バフによる光沢復元が困難な時だけ、戻りづらい場所だけを区切って行います。

10年・20年と長期間に渡り剥離を行わずに、さらにローコストで管理するためには、ワックスを塗布する「リコート」回数をいかに少なくするかがポイントとなってきます。リコート回数を少なくする為には、基礎被膜をしっかりと作成することが最も確実な方法です。

下図は「ウルトラフロアケア」の作業フローです。

既存のワックスが汚れている場合は、剥離作業の後中和作業を。 新規の床の場合もしくは既存のワックスがキレイな場合はしっかりと洗浄作業を行います。

シーラー2層とワックス2層を塗布します。歩行が激しい場所はさらに1~2層ワックスを塗布します。最後のワックスが乾燥したら指定のパッドでバフを行います。

日常清掃での洗浄やバフは必ずしも必要ではありません。日常清掃がない現場でも導入できます。

光沢復元が可能かどうかを判断し、定期作業の内容を決定します。

バフ仕上げの場合は、柔らかいパッド(白またはD-3000)で洗浄。ワックス塗布仕上げの場合は、硬めのパッド(緑もしくはシルバー)にて洗浄し汚れを完全に除去します。

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