鍋はみんなそうですが、
ケアしてあげた分だけ愛着がわいて、
お料理の楽しさが増すような気がしませんか?
「焦げたらすぐ捨てる」じゃなく、
お鍋の弱点やちょっとしたお手入れ方法を
覚えて長く愛用してあげましょう。
鍋についた黒ずみ、これは「黒変化現象」といって、
主な原因はアルミニウムと水が反応を起こし、
表面に付着した水酸化アルミが
さらに水中のミネラル分と複雑な作用をして鍋表面に固着し、
黒く見えるもの。
ちなみにこれらが人体に悪影響を及ぼすことはないそうです。
そんな黒ずみ、鍋にりんごの皮を入れて煮ると、簡単に黒ずみが落ちます。
アルミ製の鍋は、軽くて熱の伝導率がよいので便利ですね。
一方、焦げつきやすく、
金属たわしでこすると表面の加工が剥げてしまうのも特徴です。
そんなときにおすすめのアイテムがりんごの皮。
黒ずんでいる位置までたっぷりと水を張り、
りんごの皮を入れて15分ほど煮込みます。
鍋を冷ましてから、たわしで軽くこすると黒ずみが落ちます。
また、黒ずみをとった後、米のとぎ汁や野菜くずを煮立たせると
次に鍋を使うときに黒ずみづらくなるそうです。
捨ててしまうはずのりんごの皮を使い、
さらに鍋も長持ちさせることができるエコなアイデアです。