毎日使う洗濯機のトラブルで意外と多いのが「排水口の詰まり」や「嫌な臭い」。
実は洗濯機の排水口は汚れが溜まりやすく、目に見えにくい場所のため、知らないうちにトラブルを引き起こしてしまいます。
今回は、洗濯機の排水口が原因で起こりやすいトラブルの症状や、その対策について詳しく解説します。
洗濯機の排水口に以下のような症状が現れたら、すぐに対処しましょう。
洗濯機の周辺から「下水のような臭い」や「カビ臭さ」を感じたら、排水口に汚れや雑菌が溜まっている可能性があります。放置すると室内全体に悪臭が広がり、不衛生な環境になるため早めの掃除が必要です。
排水口や排水ホースが詰まると、洗濯機が正常に排水できずエラー表示が出ることがあります。排水が不十分だと洗濯物が脱水されず、びしょ濡れの状態になり、最悪の場合は洗濯機の故障にもつながります。
排水口の詰まりがひどくなると、水がうまく流れず逆流してしまいます。洗濯パンに水が溜まったり、泡や汚水が溢れると、衛生面でも大きなリスクが発生します。
排水口のトラブルを未然に防ぐため、定期的なメンテナンスが大切です。掃除は簡単で、自分でできるので以下を参考に行いましょう。
洗濯機の電源を切り、水道の蛇口を閉める。
排水ホースを排水口から外す。
排水口のふたを取り、内部のヘアキャッチャーやゴミ受けを取り出す。
溜まったゴミや汚れを除去し、中性洗剤を使ってブラシで綺麗に洗う。
汚れを流したら元の位置に取り付け、排水ホースを戻す。
これだけで臭いやトラブルを防げます。
排水口の掃除は、最低でも半年に1回程度がおすすめです。ただし、家族が多い家庭や頻繁に洗濯機を使う場合は、3ヶ月に一度を目安にすると安心です。
自分で掃除してもトラブルが改善しない場合、排水口の奥で詰まりが発生している可能性があります。その場合は専門の清掃業者や修理業者に依頼しましょう。
洗濯機の排水口は、普段目につかないため放置しがちですが、詰まりや臭い、逆流など深刻なトラブルにつながることがあります。定期的に掃除を行い、トラブルを未然に防ぐことが重要です。
「排水口の掃除を最近していない…」という方は、ぜひこの機会に一度チェックしてみてください。