寒い冬の時期、朝起きてカーテンを開けると窓ガラスに発生している水滴。
その水滴をぬれたまま放置してしまうと、どうなるでしょうか。
まずは窓枠・壁紙・カーテン・壁などにカビが発生する可能性があります。
またその窓枠からあふれ出した水滴は、床材(木材等)の劣化を早める可能性も考えられます。
窓枠に黒いブツブツが斑点上に発生していたら、「黒カビ」の可能性が高いです。
「黒カビ」は、結露の多いところ、適度な温度・湿度と汚れがあるところに繁殖し、
根を張って素材の奥深くに入り込むのが特徴です。
窓周りに黒カビが発生し、その窓を開け閉めする度に部屋中に黒カビが舞い散ることになります。
また、喘息・アレルギーの原因になるともいわれ、とにかく増やさないことが重要になります。
発生してしまった窓周りの黒カビの退治方法は、以下の手順となります。
① 黒カビが発生した箇所に中性洗剤(食器洗い用洗剤をうすめたものなど)を吹き付け5分ほど放置、
ぬれ雑巾でしっかりふきとる。
② ①の手順で汚れが取り切れない場合、黒カビが発生している箇所に水にぬらしたキッチンペーパーを貼り、
その上から塩素系カビ取り剤を吹きかけ、20分程放置して新しいキッチンペーパーでしっかり拭き取る。
※使用する洗剤等の使用上の注意事項はよく読んでご使用下さい。
一度発生してしまった黒カビは、表面の掃除をしても奥深く張った根から繁殖を繰り返します。
根から断絶するには掃除に手間がかかります。
退治したらできるだけ風通しをよくして、黒カビが苦手な環境を整えてキレイに保ってくださいね。