冬の寒い時期でも、感染症予防やホコリ対策のために「換気」は欠かせません。
しかし、寒さで窓を開けるのがつい億劫になったり、暖房費の上昇が気になったりしますよね。
この記事では、室温を保ちながら効果的に換気する方法をご紹介します。
冬の換気でよくある誤解が、「換気中はエアコンを止めたほうが節電になる」という考え方です。
実はこれは逆効果。冷え切った部屋を再び暖めるほうが多くのエネルギーを消費します。
換気前に部屋をしっかり暖めておく
窓を**小さく開けて短時間(5〜10分)**で空気を入れ替える
2カ所の窓やドアを開けて風の通り道を作る
エアコンはつけたまま、設定温度を18〜20℃に維持
一般家庭では室温18℃以上、高齢者や小さなお子様がいる場合は20℃以上を目安に保ちましょう。
冬は空気が乾燥しやすく、ウイルスやホコリが舞いやすい環境になります。
湿度を**40〜60%**の範囲に保つことで、感染症対策にも効果的です。
加湿器を使う(フィルターは定期的に清掃)
濡れタオルや洗濯物を部屋干しする
観葉植物を置いて自然に加湿
また、温湿度計を設置してこまめに確認することで、最適な環境を維持できます。
効果的な換気には、空気の流れを意識することが重要です。
窓やドアを対角線上に2か所開けることで、部屋全体の空気がスムーズに入れ替わります。
エアコンやストーブの近くの窓は避ける
小窓を開けて5〜10分程度の短時間換気を複数回行う
空気清浄機を併用して、ホコリや花粉を除去
換気と加湿を組み合わせることで、寒い季節でも快適で清潔な室内環境を保てます。
冬場は閉め切りがちな季節ですが、こまめな換気と湿度管理が健康維持の鍵です。
「寒いから」といって空気を入れ替えないと、ウイルスやハウスダストがたまりやすくなります。
短時間・効率的な換気を習慣づけて、快適で清潔な冬の室内環境を保ちましょう。



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