エアコンは快適な室内環境を維持するために欠かせません。夏の暑さを迎える前に、試運転をして不具合がないか確認しましょう。
**試運転で確認すべきポイント
1. 温度設定の確認
エアコンの冷房を18〜20℃に設定し、冷たい風が出ているかチェック。冷房が弱い場合は冷媒ガス不足やフィルターの汚れが原因かもしれません。
2. フィルターの掃除
フィルターが目詰まりすると冷房の効きが悪くなります。1年以上掃除していない場合は、業者による内部洗浄を検討しましょう。
3. 冷媒ガスのチェック
冷媒ガス不足になると冷房機能が低下します。室内機のランプの点滅やエラーコードが出ている場合は、メーカーや修理業者へ相談を。
4. 風量・風向きの確認
設定通りに風量や風向きが変化するか確認。不具合がある場合は送風ファンの汚れやモーターの故障が考えられます。
5. 異常音のチェック
「カタカタ」「ガラガラ」など異音がする場合は、内部部品の摩耗や緩みの可能性があります。異常を感じたら電源を切り、修理業者へ相談しましょう。 ※「ポコポコ」「ポンポン」という音はドレンホースの汚れが原因かもしれません。換気口を開けて改善するか試してみてください。
6. 吹き出し口の汚れ
黒い斑点状の汚れはカビの可能性があります。内部にもカビが繁殖している恐れがあるため、業者にクリーニングを依頼しましょう。
7. 異臭の確認
ホコリ臭・カビ臭がする場合は、エアコン内部に汚れが溜まっているかもしれません。フィルターや風向きルーバーを掃除しても改善しない場合は、専門業者に依頼を。
夏本番前に試運転を行い、快適な室内環境を維持しましょう。