洗面所はスペースが限られているため、モノが散らかりやすい場所です。しかし、身だしなみ用品やデンタルケア、シャンプーや洗剤のストックなど、置きたいものは意外と多く、効率的な収納が求められます。特に洗面台の鏡面裏は奥行きが浅く、収納できるアイテムが限られるため、工夫が必要です。鏡面裏には、男性用整髪料やひげそり、女性用化粧品、ヘアアクセサリー、綿棒、塗り薬、デンタルケア用品などの小物類が適しています。家族構成によっては、赤ちゃんグッズも加えるとよいでしょう。これらを使いやすく収納するには、「用途別」と「人別」に分けることがポイントです。
小物類は仕切り付きの収納グッズを使って用途別に整理しましょう。綿棒や塗り薬、絆創膏などを洗面所に置いておけば、リビングの救急箱まで取りに行く手間が省けて便利です。モノは一か所にまとめる必要はなく、必要に応じて複数の場所に分けて保管するのも有効です。無印良品のメイクボックスやダイソーのアクリルケースなどが使いやすくおすすめです。
次に、男性用と女性用のグッズを人別に分けて収納すると、各自が迷わず取り出せます。身長差を考慮して、下段を女性用、上段を男性用にするとより使いやすくなります。スペースが限られている場合は、「ストックは1つまで」と決めて、モノがあふれないように管理することも大切です。
さらに、ドライヤーとブラシなどのヘアケア用品は、同じ場所にまとめて収納することで、出し入れがスムーズになります。鏡面裏に収まらない場合は、コンセントが近い引き出しを活用すると便利です。動線を短くすることで、日々の身支度がより快適になります。