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洗剤の種類と正しい使い方|中性・アルカリ性・酸性洗剤の特徴と清掃時の注意点

2022.10.14 | 

清掃作業で洗剤を使用する際は、正しい知識を持つことがとても重要です。

洗剤は、汚れに合ったものを正しく使用することで、効率よく汚れを落とすことができます。
一方で、洗剤の種類や使い方を誤ると、素材を傷めたり、変色や腐食を起こしたり、思わぬ事故につながることもあります。

特に、施設清掃・オフィス清掃・店舗清掃・水回り清掃などでは、汚れの種類や清掃する素材に合わせて洗剤を選ぶことが大切です。

今回は、洗剤の基本となる中性・アルカリ性・酸性の特徴と、清掃時の注意点についてご紹介します。

洗剤を使う前に知っておきたいこと

洗剤は、強いものを使えば必ず汚れがよく落ちるというものではありません。

汚れには、油汚れ、水垢、尿石、サビ、石けんカス、カビなど、さまざまな種類があります。
それぞれの汚れに対して適した洗剤を選ぶことで、無駄なく効果的に清掃できます。

また、洗剤を使用する際は、必ず製品の使用方法や注意書きを確認しましょう。

清掃時には、以下の安全対策も大切です。

  • ゴム手袋を着用する
  • 必要に応じてマスクを着用する
  • 換気を行う
  • 洗剤を混ぜない
  • 使用量を守る
  • 目立たない場所で試してから使用する
  • 使用後はしっかり水拭き・すすぎを行う

特に「まぜるな危険」と表示されている洗剤は、他の洗剤と混ぜると有害なガスが発生する恐れがあります。
自己判断で洗剤を混ぜることは絶対に避けましょう。

洗剤の液性は大きく3種類

洗剤の液性は、大きく分けて以下の3種類があります。

  • 中性洗剤
  • アルカリ性洗剤
  • 酸性洗剤

それぞれ得意な汚れや使用場所が異なります。
汚れの性質と洗剤の特徴を理解して使い分けることで、清掃の仕上がりが大きく変わります。

中性洗剤の特徴

中性洗剤は、洗浄力が比較的穏やかで、素材への影響が少ない洗剤です。

基本的には界面活性剤の働きによって、汚れを浮かせて落とします。
肌への刺激も比較的少なく、日常清掃で幅広く使いやすいのが特徴です。

中性洗剤が使われる場所

  • 食器洗い
  • 浴室清掃
  • トイレ清掃
  • 床の軽い汚れ
  • 壁面の軽い汚れ
  • 家具や備品の拭き掃除
  • 手が触れる場所の清掃

中性洗剤は、素材を傷めにくいため、まず最初に試しやすい洗剤です。
ただし、頑固な油汚れや強い水垢には効果が弱い場合があります。

日常的な汚れや軽い皮脂汚れ、ホコリ汚れには中性洗剤が適しています。

アルカリ性洗剤の特徴

アルカリ性洗剤は、主に油汚れや皮脂汚れに効果的な洗剤です。

油分を分解しやすいため、厨房や換気扇、コンロまわりなど、ベタついた汚れが発生しやすい場所で使用されます。

アルカリ性洗剤が効果的な汚れ

  • 油汚れ
  • 皮脂汚れ
  • 手垢
  • 換気扇のベタつき
  • コンロまわりの油汚れ
  • レンジまわりの汚れ
  • ガレージ床の油汚れ
  • 一部のカビ汚れ
  • 窓ガラスに付着した油分を含む汚れ

厨房や飲食店、介護施設の調理場、オフィスの給湯室などでは、油汚れや皮脂汚れが蓄積しやすいため、アルカリ性洗剤が役立ちます。

ただし、アルカリ性洗剤は洗浄力が強い分、素材によっては変色や傷みの原因になる場合があります。
使用前には必ず素材との相性を確認し、必要に応じて目立たない場所で試してから使用しましょう。

酸性洗剤の特徴

酸性洗剤は、水垢・尿石・サビ・石けんカスなどの汚れに効果的な洗剤です。

トイレの衛生陶器、浴室、洗面所、蛇口まわりなど、水回りの清掃で使用されることがあります。

酸性洗剤が効果的な汚れ

  • 尿石
  • 水垢
  • 鉄サビ
  • 石けんカス
  • 蛇口まわりの白い汚れ
  • 浴室の水垢
  • トイレの黄ばみ
  • 洗面台まわりの汚れ

酸性洗剤は、汚れに対してすぐに反応しないこともあります。
そのため、布やティッシュペーパーに洗剤を含ませて湿布するように使用すると、汚れに洗剤がなじみやすくなります。

ただし、酸性洗剤は金属や石材などを傷める場合があります。
また、塩素系洗剤と混ざると有害ガスが発生する危険があるため、取り扱いには十分注意が必要です。

汚れに合わせて洗剤を選ぶことが重要です

清掃では、汚れの種類に合わせて洗剤を選ぶことが大切です。

たとえば、油汚れにはアルカリ性洗剤、水垢や尿石には酸性洗剤、日常的な軽い汚れには中性洗剤が適しています。

汚れに合わない洗剤を使うと、十分に落ちないだけでなく、素材を傷めてしまう可能性もあります。

汚れと洗剤の目安

  • 軽い汚れ:中性洗剤
  • 油汚れ:アルカリ性洗剤
  • 皮脂汚れ:アルカリ性洗剤
  • 水垢:酸性洗剤
  • 尿石:酸性洗剤
  • サビ汚れ:酸性洗剤
  • 石けんカス:酸性洗剤または汚れの状態に合わせて選定

汚れが複数混ざっている場合は、順番や使用方法にも注意が必要です。
無理に強い洗剤を使うのではなく、汚れの状態を確認しながら適切に対応しましょう。

洗剤使用時の注意点

洗剤を混ぜない

洗剤の中には、混ぜると危険なものがあります。
特に酸性洗剤と塩素系洗剤は絶対に混ぜないでください。

有害ガスが発生し、健康被害につながる恐れがあります。

換気を行う

洗剤を使用する際は、窓を開ける、換気扇を回すなどして換気を行いましょう。
特にトイレや浴室などの狭い空間では、洗剤のにおいがこもりやすいため注意が必要です。

手袋・マスクを着用する

洗剤によっては、皮膚や呼吸器に刺激を与えるものがあります。
安全のため、ゴム手袋やマスクを着用して作業しましょう。

素材を確認する

洗剤によっては、アルミ、天然石、木材、塗装面、金属部分などに使用できないものがあります。
素材を確認せずに使うと、変色・腐食・劣化の原因になる場合があります。

使用後は洗剤分を残さない

洗剤が残ったままになると、素材の傷みや再汚染の原因になることがあります。
清掃後は水拭きやすすぎを行い、必要に応じて乾拭きで仕上げましょう。

施設清掃では洗剤選びが仕上がりに影響します

介護施設、オフィス、店舗、工場、マンション共用部などでは、清掃場所によって汚れの種類が異なります。

たとえば、

  • 介護施設のトイレでは尿石や水垢
  • 飲食店の厨房では油汚れ
  • オフィスでは手垢や皮脂汚れ
  • 浴室では石けんカスやカビ
  • 床面では歩行汚れや黒ずみ

など、それぞれ適切な洗剤と清掃方法が必要です。

洗剤の性質を理解したうえで清掃することで、効率よく汚れを落とし、素材を傷めにくい清掃が可能になります。

洗剤選び・施設清掃は専門業者へご相談ください

洗剤は、正しく使えば効果的に汚れを落とすことができます。
しかし、使い方を誤ると、事故や素材の損傷につながることもあります。

特に、頑固な水垢、尿石、油汚れ、カビ、床面の黒ずみなどは、汚れの種類や素材に合わせた洗剤選定が重要です。

当社では、介護施設・オフィス・店舗・工場・マンション共用部などの清掃に対応しております。
汚れの種類に応じた洗剤と清掃方法を選定し、安全かつ丁寧に作業いたします。

「どの洗剤を使えばよいかわからない」
「水回りの汚れが落ちない」
「施設全体の清掃を相談したい」

このようなお悩みがございましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。

 
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